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ポイントは具材の順番? 家庭で美味しいもつ鍋を作るコツ

ウェザーニュース / 2021年2月7日 5時5分

ウェザーニュース

博多の郷土料理「もつ鍋」。今では全国的にも有名になった鍋料理です。店頭や通販で手軽においしいもつが入手できるようになり、家庭でもつ鍋を囲むこともできるようになりました。

新型コロナウイルスの影響でお家で食事をする機会が増えているいま、いざ自分でもつ鍋を作ってみるとお店で食べるのとは何か違う、ということはありませんか。そこで家庭でもおいしいもつ鍋を作るコツを料理研究家の町山千保さんに伺いました。

もつ鍋の定番野菜の切り方のコツ

もつ鍋に入れる野菜といえばキャベツとニラが定番です。その他にはもやし、えのき、玉ねぎなどを入れる場合もありますが、香辛料としてニンニクや鷹の爪などを入れるのが一般的です。

「家でおいしいもつ鍋を作るコツはいくつかありますが、まず野菜の切り方に注意してください。キャベツは細かく切りすぎるとクタクタになってしまい、おいしくありません。4~5cm角にザクザクと切って歯応えが残るようにします。手でちぎってもかまいません。

ニラは水洗いしてから5~6cmの長さに切って、ザルに入れてよく水を切ります。切ってから水洗いするとニラがバラバラになってしまいます。味には直接関係はありませんが、きれいに切りそろえられたニラだと、もつ鍋がお店で見かけるような盛り付けになります。ニンニクは薄切り、鷹の爪は辛くしたいなら輪切り、そうでなければ1本丸ごとにしましょう」(町山さん)

具材の入れ方の順番のコツ

キャベツを敷いて具材をのせていく

野菜を切ったら、あとは煮るだけです。

「もつ鍋をおいしく作るには、野菜を入れる順番が重要になります。まずキャベツを鍋底に敷きます。キャベツはたっぷりの方がおいしいので、山のように盛り上げて敷いていきます。鍋一杯になってしまうと心配になりますが、熱が入るとくたっとなるので大丈夫です。

次にもつをのせ、その上に切りそろえたニラを並べます。最後に薄切りにしたニンニク、鷹の爪などをのせ、鍋肌から熱したスープを注いで煮始めればOKです。もつを先にいれるのではなく、キャベツの上にのせることで、熱が通りすぎて固くなってしまうのを防げるので、オススメです」(町山さん)

もちろん、出汁も美味しさを左右する大切なポイント。もつ鍋用のスープはスーパーで販売されていたり、お取り寄せができる人気店のスープもあるので、自分好みのスープを見つけてみてください。

もつには、アミノ酸や美肌効果の高いコラーゲンがたっぷり含まれています。さらに、キャベツやニンニクにはコラーゲンの吸収を助けるビタミンCも含まれているので、これらと一緒に食べるもつ鍋はもつのコラーゲンを効率的に摂ることができるのです。

食べると体の芯からポカポカあたたまるもつ鍋をおいしく作って、おうちごはんを楽しみましょう。

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