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冷え込んだ朝に虹色現象 九州で環天頂アークや幻日

ウェザーニュース / 2021年2月10日 10時25分

ウェザーニュース

今日10日(水)は西から高気圧に覆われてきているため、放射冷却の影響で朝に強い冷え込みとなった九州では上空の高い所にある薄雲がかかり、鮮やかな環天頂アークや幻日が出現しました。

「アーク」は、高層の雲(氷の粒で構成)の氷の結晶がプリズムの役割をして太陽の光が屈折して色が分かれ、虹色の輝きが現われる現象です。氷の結晶の形や並び方などによって、様々なタイプのアークがあり、太陽を中心とし、できる位置で名前が変わります。

環天頂アークとは?

環天頂アークの見えやすい時間帯

「環天頂アーク」は、太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれます。

太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。

虹色現象出現も天気下り坂のサインではない

環天頂アークだけでなく、幻日と言われる、太陽の横で、薄雲の中に現われる虹色に輝く現象が見られるところもありました。

これらの虹色現象は天気下り坂の時に見られやすいサインとして知られていますが、今日のこの現象は本州上空を流れる強い西風で発生したものと考えられますので、天気の下り坂にはつながらない見込みです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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