ラニーニャ現象は春の間に終息 低温傾向は解消へ(エルニーニョ監視速報)
ウェザーニュース / 2021年2月10日 15時15分
気象庁は今日10日(水)、最新のエルニーニョ監視速報を発表しました。昨年夏以来のラニーニャ現象は1月も継続しています。
1月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差は-0.5℃で、平年よりは依然として低いものの、10月や11月のピークと比較すると徐々に差は小さくなっています。
今後はエルニーニョ監視海域の西にみられる暖水が東進し、監視海域の海面水温が平年より低い状態は解消に向かうと予想されます。
エルニーニョ現象を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、2月以降、平常に戻る確率が次第に高くなり、ラニーニャ現象が続く確率は3月になると30%、4月は20%に下がります。春にはラニーニャ現象が解消し、平常の状態に戻る見込みです。
3月以降は平年に近い状態に戻る
ラニーニャ発生時の冬の天候は統計的に目立った特徴はないものの、偏西風の蛇行を引き起こして、12月中旬以降、たびたび見られた寒波の襲来につながったと考えられます。
春に向けて徐々にラニーニャ現象が落ち着いていくことで、日本海側の多雪傾向もおさまり、気温も平年並みか高くなる見込みです。
参考資料など
気象庁より
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