宮城・福島の被害状況(8時時点) 昨夜東北で震度6強の地震
ウェザーニュース / 2021年2月14日 8時40分
2月13日23時08分頃、 宮城県と福島県で最大震度6強を観測する地震がありました。
震源地:福島県沖
マグニチュード:7.3
震源の深さ:約55km
ライフラインに影響
停電は復旧しつつありますが、14日8時20分時点で宮城県と福島県の約300戸で停電が続いています。
また、福島市水道局によると一部地域で水が出にくい状況となっています。仙台市内の一部の地域では水道管破裂により道路上での漏水が発生しているようです。
室内では落下物注意
地震被害報告
揺れが大きかった、福島県から宮城県にかけて、「物が散乱/家具転倒」の被害が目立ち、茨城県でも沿岸部を中心に同様の被害が起きました。
食器やガラスが散乱するなどの被害報告も多数寄せられています。片付けの際は声をかけて無理をせず、室内でも靴やスリッパなどを履くなど、対策を行ってください。
>>現地から寄せられた被害報告
高速道路は現在も一部通行止め
宮城県や福島県内では高速道路の通行止めがありましたが、解除されつつあります。14日6時30分時点で、以下で通行止めが続いています。
・東北自動車道 下り線(白河IC~須賀川IC)
・常磐自動車道 上下線(いわき中央IC~亘理IC)
東北新幹線など運転見合わせ
JR東日本からは、東北新幹線は設備点検及び被害状況の確認のため、那須塩原~盛岡駅間の上下線で終日運転を見合わせると発表がありました。
その他、東北地方の多くの在来線で運転を見合わせています。運転再開などの詳細な情報は、各鉄道会社のホームページなどをご確認ください。
地震に加え気温上昇で雪崩注意
北日本の天気と予想最高気温
今回の地震では震源に近い太平洋側だけでなく、東北の内陸部や日本海側にかけても震度4以上の揺れに見舞われました。
昨日13日は気温が上昇したこともあり融雪が進んだ中で強い揺れに見舞われ、積もった雪の状態が不安定になっているおそれがあります。現在、崩れていなかったとしても、今後の地震によって雪崩が誘発されてもおかしくありません。
今日14日も各地で気温が上がると予想されていますので、しばらくは雪の多い斜面には近づかないようにしてください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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