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関東に花粉光環が出現 強風で花粉飛散量が増加

ウェザーニュース / 2021年2月17日 13時20分

ウェザーニュース

17日(水)は、東京や茨城では太陽の周りに虹色の環が見られました。これは「花粉光環」と呼ばれる現象です。

この現象はスギ花粉により太陽の光が回折することで発生し、スギ花粉が空気中に多く飛散していることを示しています。

花粉光環とは?

なぜ花粉光環では虹色が見えるのかというと、「回折」という現象によって、光が曲げられたり、散乱したりしているからです。

太陽の光が雲の粒や花粉の粒などの障害物にぶつかると、それぞれの波長に応じて、障害物の後ろにまわりこむように曲がります。これを「回折」現象といいます。

曲がった光は、ちょうど輪を描くように集まります。このとき、赤系の光ほど大きく、青系の光ほど緩やかに曲がるため、赤色を外にして虹色の環ができるのです。

花粉は粒の大きさが揃っているので、回折によって曲がった光が虹色にきれいに分離して、濃く見えやすくなります。

神奈川から千葉で飛散量が多い

花粉飛散状況

強い風の影響で、スギ花粉の飛散が増えています。晴れて空気が乾燥している上に、強風でスギ花粉は拡散しやすく、ウェザーニュースが独自に設置している花粉観測機、ポールンロボでも神奈川や千葉を中心に多くの花粉を捉えています。

関東は、まだ寒気の影響が小さいため南部を中心に午前中から10℃前後のところが多く、この後も花粉が飛びやすい予想です。
外出する際はしっかりと花粉対策を行い、室内の換気を行う際も十分注意をしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)


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