北海道、東北は局地的に強い雪 積雪増加や吹雪による視界不良に注意

ウェザーニュース

今日24日(水)は北日本を中心に冬型の気圧配置が続いています。上空に強い寒気が流れ込んでいるため雪雲が発達し、局地的に雪が強まっている状況です。

今朝5時までの1時間に降った雪の量は、北海道石狩市で9cm、小樽市で3cm、山形県小国町で2cmに達しました。比較的短い時間で積雪が急速に増加している所があります。

また、風も強く、最大瞬間風速は北海道石狩市で21.7m/s、札幌市で21.4m/s、秋田市で20.6m/sを観測しました。

今日いっぱいは強い雪や吹雪に注意

24日(水)午後の雪・雨の予想

今日いっぱいは冬型の気圧配置が続き、北海道や東北、北陸にかけて雪の降りやすい状況が続く見込みです。特に北海道など違う方向の風がぶつかり合うシアーラインが形成される所では雪雲が発達し、局地的に1時間に5cmを超えるような強い雪の降り、今後24時間では多い所で20～30cmの雪が予想されます。

風の強い状況も続き、吹雪による視界不良のおそれがありますので、車の運転などは十分な注意が必要です。短期間で積雪が大きく増えた所では屋根からの落雪の危険性も高まります。除雪作業時は周辺の状況をしっかりとご確認ください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）