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西日本〜東日本でハロが出現 天気下り坂のサイン

ウェザーニュース / 2021年3月4日 11時50分

ウェザーニュース

今日4日(木)は雲の隙間から日差しが届いていて、東海や北陸~中国地方の広い範囲で虹色の輪「ハロ」が出現しています。

「ハロ」とは、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。
薄雲の中の氷の結晶によって太陽の光が屈折されて、虹色や白っぽく見られるもので、視野半径角22度のところに現れます。

通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。

天気下り坂のサイン

春や秋のように天気が周期変化する時期は、低気圧や前線の接近時にハロが現れることが多いため、天気下り坂のサインとも言われています。

天気の崩れは西日本が中心

今回のハロは、東シナ海から九州へ接近する低気圧の影響で雲が多くなってできたものと見られます。

この低気圧は明日5日(金)にかけて東へ進み、西日本を中心に雨の降る所が多くなります。その後、低気圧は陸地から離れて進むため、東日本では大きな崩れはない見込みです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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