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非常食などの備蓄に最適な”ローリングストック法” 日用品への応用も #あれから私は

ウェザーニュース / 2021年3月9日 15時16分

ウェザーニュース

3月11日で東日本大震災の発生から10年が経ちます。日本列島は世界的に見ても地震の多発地帯であり、いまも南海トラフなど大地震の発生が懸念されています。さらに台風や洪水など災害も絶えません。

「備えあれば憂いなし」という言葉にあるように、いつ起こるか分からない災害はに対して、常日頃からの備えは非常に大切なことです。食料品だけでなく、日用品にも応用できる備蓄術をご紹介します。

「ローリングストック法」で賞味期限切れを解消

非常時には最低3日、できれば1週間は自力で食料を確保できるよう日頃から備えておきたいと言われています。そこで実践してもらいたいのが「ローリングストック法」という考え方です。

「循環備蓄」とも呼ばれていますが、食料を一定量キープしておき、少しずつ使いながら買い足す方法をのことを言います。つまり、はじめに使うぶんより少し余分に食料を買い、あとは使い切る前に足しては使い、足しては使うことを繰り返すのです。備蓄品が常に循環されるため、よくある非常食の賞味期限切れの心配がありません。

普段使いの食品がベスト

備えておく食品は、必需品の水のほかは基本的に何でも問題ありません。普段使いの食品を備蓄することがポイントです。精神的な負担の大きい非常時こそ、食べ慣れたものの方が心が落ち着くと言われています。

とくに小さなお子さんやお年寄りなどは、食べられないと体調を崩す原因にもなりかねません。日頃から食べ慣れている食品が、非常時にはいちばんのごちそうになるはずです。

日用品でも応用が可能

ローリングストック法 日用品でのイメージ

ローリングストック法は食料だけでなく、トイレットペーパーやマスク、電池などの日用品でも応用が効きます。

普段から使うものに関しても、使い切る直前に購入するのではなく、一定量を家庭内に備蓄しながら買い足すことで、非常時にも一定期間の日用品を確保することができます。

また、地震などの大きな自然災害が発生した際に起こってしまう、日用品の不足に対しても、一定量が確保されているので、ある程度の生活水準を保つことが可能になります。


災害はいつ起こるか分かりません。日頃からの備えが万が一の時の生活に繋がってきます。この機会に日常生活の時からできる、このローリングストック法を取り入れてみてはいかがでしょうか。


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