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黄砂情報 中国は過去10年で最大規模 日本ではやや空が霞む程度

ウェザーニュース / 2021年3月16日 11時8分

ウェザーニュース

昨日15日(月)、中国の北京などでは、黄砂による影響で視程の低下が著しく、景色が黄色く霞んでいる様子が様々なメディアでも取り上げられています。

中国気象局によると、過去10年で最大規模の黄砂になっており、北京首都国際空港の観測では視程が1km以下になるなど、非常に見通しが悪くなっていたことがわかります。

強風でゴビ砂漠の砂が大量に巻き上がった

3月15日3時の実況天気図(気象庁HP引用)

3月15日3時の実況天気図をみると、モンゴル北東部からロシア・バイカル湖の東で低気圧が急速に発達していて、そのすぐ西側には高気圧がある状況でした。ここの気圧差が64hPaと大きく、等圧線も密集していることから、非常に強い風が吹いている状況でした。

この風の強かったエリアがちょうどゴビ砂漠の一部と重なり、大量の砂を巻き上げたと考えられます。

今日になって、衛星画像に映る黄砂も薄まってきていますが、寒冷前線による雨があがった後に、日本にも飛来する可能性があります。

明日にかけて日本にも黄砂飛来

3月17日(水)にかけての黄砂予想

今日16日(火)夕方~明日17日(水)にかけて、上空を滞留している黄砂の一部が地上付近にも降りてきて、日本海側を中心に黄砂が観測されるところがあるかもしれません。

ただ、中国で見られたように非常に視界が悪くなることはなく、空がうっすらと霞むかどうかくらいになる予想です。
念のため、駐車場に停めてある車にカバーを掛けるなどしておくと安心です。
また、花粉症の方は黄砂の影響が重なると、症状がひどくなることがあります。
明日にかけては、対策を万全にすることをおすすめします。

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