桜の開花ラッシュが続く　甲府、和歌山は過去2番目の早咲き

ウェザーニュース / 2021年3月18日 17時45分

ウェザーニュース

今日18日(木)は関東から西の各地で穏やかに晴れました。広い範囲で気温が15℃を超え、平年を上回る暖かさとなっています。桜の開花ラッシュは今日も止まらず、大分、甲府、和歌山の3地点でソメイヨシノの開花が発表されました。

いずれも平年より大幅に早い開花

▼3月18日(木)のソメイヨシノ開花
　大分　　平年より6日早く、昨季より7日早い
　甲府　　平年より9日早く、昨季より4日早い
　和歌山　平年より8日早く、昨季より4日早い

いずれも平年より1週間前後早く、甲府と和歌山は観測開始以来2番目に早い記録に並びました。今日これまでに20地点で開花が発表され、そのうち18地点が3位以内に入る記録的な早咲きです。

週明け早々には満開の所も

開花が早かった東京などは段々と花が咲き揃い、早い木ではすでに五分咲きくらいとなっています。この先も気温は高い日が続く予想となっています。週末は低気圧や前線の通過で広い範囲で雨が降り、この雨で開花がさらに促されて天気が回復する週明けには満開の所が増えてくる見込みです。

17日(水)に発表したウェザーニュースの予想では、東京の満開は23日(火)となっています。過去最も早かった3月21日の記録を更新するかは微妙な所です。