東北太平洋側で午後は荒天のおそれ 土砂災害に警戒を

ウェザーニュース

日本海を進む低気圧と前線の影響で、北海道から九州の広範囲で雨が降っています。
昨日20日(土)に最大震度5強の強い地震に見舞われた東北太平洋側でも、前線の雨雲が流れ込んで本降りの雨となる予想です。

風雨強まり、雷雨や突風のおそれ

午後は沿岸部を中心に徐々に風が強まります。寒冷前線が通過する夕方以降は雨も強まり荒れた天気になるおそれがあります。
宮城県東部や福島県浜通りには既に暴風警報が発表されました。
雷雨や突風にも注意してください。今回の雨による総雨量は多いところで60～80mmに達すると予想しています。

土砂災害に要警戒

今日はほぼ終日雨が続き、土の中に含まれる雨量が増える見込みです。地震の影響で地盤が緩んでいるおそれがあるので、土砂災害への警戒が欠かせません。

急な崖には近づかないようにしてください。荒天の間は外出を控えて安全な屋内で過ごすようにしてください。必要に応じて避難する場合は早めの時間帯が良さそうです。