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高温傾向は少し緩和も暖かな春続く 桜前線はハイペースで北上(気象庁1か月予報)

ウェザーニュース / 2021年3月25日 15時15分

ウェザーニュース

今日25日(木)、気象庁は3月27日から4月26日までの1か月予報を発表しました。気温の高い状況は少なくとも4月のはじめまで続く予想で、桜前線は今後も記録的な早さで北上していく見込みです。

暖春続き桜前線はハイペースで北上

この先1か月の予想気温

4月のはじめまでは引き続き日本付近に暖かな空気の流れ込みやすい状況が続き、気温は平年よりも大幅に高くなります。31日(水)頃からの5日間程度は高温となる確率が高いとして、全国の広い範囲に高温に関する早期天候情報を発表しました。

4月に入ってしばらくすると高温傾向が次第に緩和され、中旬は平年並みに戻る所が多くなります。1か月の平均気温は、目先の高温を反映し全国的に平年よりも高い予想です。

北陸から東北を北上中の桜前線は3月中の暖かさによって早いペースが続きます。記録的に早く咲く所が多い見込みです。

西日本、東日本は曇りや雨の日が多い

この先1か月の予想降水量

この時期らしく天気は周期的に変化します。低気圧と高気圧が交互に通過して、春らしい変わりやすい天気となる予想です。

1か月の降水量は九州から北海道が平年並み、沖縄は平年より少ない予想となっています。

今年の春は季節外れの大雨になっているケースがあり、今後も暖かな空気が流れ込みやすいことで、局地的な強い雨には注意が必要です。

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