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ツバメ前線が北上 福島あたりまで目撃増える

ウェザーニュース / 2021年4月3日 13時31分

ウェザーニュース

街を飛び交う姿や、電線に止まる姿、そして巣作りをする姿。春の使者として見かけるようになるのが『ツバメ』です。

ツバメは渡り鳥として南からやってきて、暖かな春を日本で過ごしながら越境していきます。今年も3月頃からツバメが目撃されています。

西ほど広くツバメが飛来

4月1日(木)〜2日(金)の調査結果より

今年から気象庁は観測を行わなくなくなりましたが、ウェザーニュースではツバメがどこまで飛んできているのか、アプリを使って調査を実施しました。その結果がこちらのマップです。

マップでは都道府県別に「みかけた」割合で色付けしています。パっと見ると西のエリアほど目撃率が高いことがわかります。また、桜前線ならぬツバメ前線は北陸〜北関東、福島あたりまで北上していると言えそうです。

ツバメが低く飛ぶと雨?

「ツバメが低く飛ぶと雨」と言う観天望気があります。

そもそもツバメというのは、チョウチョやミツバチなど飛んでいる虫をエサとしています。そのエサとなる虫たちは、空気中に湿気が多くなると、羽に多くの水分を含むため、高く飛べなくなります。

空気中の湿度は、低気圧が近づいて雨が降りやすい時に高くなる傾向があります。つまり、雨が降りやすい時はエサとなる虫が高く飛べなくなるので、自然とツバメも低い位置を飛ぶようになるのです。

今日はずいぶん低いところを飛んでいるな・・・と思ったら、鞄に折りたたみ傘を忍ばせておくと良いかもしれません。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

天気諺辞典
花鳥風月気候ものがたり

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