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火山 十勝岳で火口付近が明るく見える現象 火山ガスの濃度が高い可能性

ウェザーニュース / 2021年4月9日 11時15分

ウェザーニュース

北海道上川管内の火山、十勝岳で昨日8日(木)の夜、微弱な火映(火口付近が明るく見える現象)を観測したと札幌管区気象台が発表しました。

気象台の監視カメラにより19時44分頃から23時09分頃にかけて、62-2火口付近で2020年6月と同程度の微弱な火映が観測されました。この現象は高温の火山ガスの噴出や硫黄の燃焼等によるものと考えられます。

今年の3月以降は同様の現象を時折観測

十勝岳では今年の3月以降、同様の現象が時折観測されています。この現象の前後で、火山性地震の増加や火山性微動は観測されず、62-2火口の噴煙や地殻変動には特段の変化はありません。

今の所、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められないとして、噴火警戒レベルは1を継続しています。長期的には噴煙の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇、地震の一時的増加など火山活動の活発化を示す現象が観測されているため、今後の推移に注意が必要です。

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