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大阪など西日本で「ハロ」が出現 ゆっくり天気下り坂のサイン

ウェザーニュース / 2021年4月27日 9時44分

ウェザーニュース

今日27日(火)は大阪など近畿や中国地方で「ハロ」が見られています。

「ハロ」とは、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。

ハロとアーク

ハロは薄雲の中の氷の結晶によって太陽の光が屈折されて、虹色や白っぽく見られるもので、視野半径角22度のところに現れます。通常の虹とは違って、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。

ゆっくり天気下り坂のサイン

今回の「ハロ」は、日本列島を覆っていた移動性高気圧が東に進み、高気圧の後面となった影響で発生しているものと考えられます。明日28日(水)にかけては西日本に前線が伸びてくるため、今夜から明日にかけては西日本で次第に雨が降り出す見込みです。「ハロ」はゆっくり天気下り坂のサインと言えそうです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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