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九州で断続的に激しい雨のおそれ 道路冠水や土砂災害に警戒を

ウェザーニュース / 2021年5月12日 6時40分

ウェザーニュース

今日12日(水)は活発な梅雨前線の影響で、九州では断続的に激しい雨の降るおそれがあります。特に九州南部は梅雨入り早々の大雨に警戒が必要です。

すでに100mm前後の雨が降った所も

九州付近まで北上してきた梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。九州では昨日の夕方から断続的に雨が降っており、6時までの24時間で降った雨の量は、トカラ列島の小宝島で104.5mm、鹿児島県薩摩川内市・八重山で86.0mmに達しました。

活発な雲は一旦、東に離れて雨が小康状態となっている所が多いものの、東シナ海からは次の雨雲が近づいています。

夕方にかけて再び雨が強まるおそれ

12日(水)昼頃の雨の予想

これから夕方にかけて再び雨が強まり、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降る見込みです。短時間の激しい雨によって道路が冠水したり、雷が頻発することによる落雷などへの備えが必要です。

今夜以降は梅雨前線が少し南に離れるため、雨のピークは過ぎてきます。それでも総雨量は特に種子島・屋久島周辺で200mm近くに達するおそれがあります。

まだ5月中旬に入ったばかりですが、梅雨入りが発表されたようにすでに大雨の起こりやすいシーズンに入ったと考え、しっかりと対策を行うようにしてください。

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