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明日27日(木)、沖縄・八重山地方と宮古島地方に熱中症警戒アラート 宮古島は今年初

ウェザーニュース / 2021年5月26日 17時36分

ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日27日(木)を対象とした熱中症警戒アラートを沖縄県の八重山地方と宮古島地方を対象に発表しました。

今年に入って全国での本運用が始まり、宮古島地方としては初めて発表されました。

明日の沖縄は晴れて暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が極めて高くなる見通しです。熱中症予防を怠らないでください。

※熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、これまでの高温注意情報を置き換えるものです。昨年は関東甲信の1都8県を対象に熱中症警戒アラート(試行)として運用されていましたが、今年から全国で本運用が始まりました。

前線北上し夏の空気に

明日27日(木)は梅雨前線が西日本付近に北上して太平洋高気圧が沖縄付近を覆い、八重山地方や宮古島地方は晴れて最高気温が30℃以上の真夏日となる所がある予想です。

熱中症予防の目安となる暑さ指数(WBGT)をみると、八重山地方や宮古島地方の広い範囲で最も高いランクの「危険」になる見込みです。気象庁の予報では、伊原間(石垣島)や波照間でWBGT34、宮古島でWBGT33が予想されています。昼夜問わず、暑い日が多くなっていますので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。

「厳重警戒」ランク以上で熱中症患者は急増

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒(橙)」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険(赤)」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

環境省と気象庁は今年から一部地域で、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。この画像中では、濃い紫色で塗られた部分がその閾値以上に相当します。

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