西日本は蛍の出現ピークに 関東でも見頃を迎える
ウェザーニュース / 2021年6月1日 19時30分
西日本では蛍の出現ピークを迎えた所もあり、関東や静岡県などでも蛍の見頃時期を迎えています。横浜市では、光を放ちながら木々の間を飛び交う様子が撮影されました。
5月28日(金)から29日(土)にウェザーニュースアプリのユーザーを対象に、「この一週間でほたるを見かけましたか?」という設問でアンケート調査を実施しました
この一週間でほたる見かけた?(5月29日現在)
その結果、関東や東海、西日本の広い範囲から「たくさん見かけた・少し見かけた」の報告をいただいています。
また、福島県や北陸西部からも「少し見かけた」の報告が届きました。
ほたるは、一生のほとんどを水の中と暗い土の中で過ごし、いざ成虫になっても寿命は約1、2週間ほどと言われています。
また、現在では希少な昆虫となり、その環境を守る取り組みも全国各地で行われています。ほたるを観に出かける場合は、マナーを守り優しくそっと観賞したいものですね。
ほたるの一生
美しい姿でわたしたちを魅了してくれるほたるですが、蛍は一生のうちほどんどを土の中で過ごしています。
[1]5月〜6月頃、オスとメスの蛍(成虫)が交尾をして、メスがコケの中に黄色い卵を500個程産みます。
[2]産卵から1ヶ月後、卵は孵化し、幼虫はすぐに水の中へ。カワニナという巻貝を食べながら、川底の石の下など暗い場所で遠い春を待つのです。
[3]翌年の4月~5月頃、幼虫は水の中から陸にあがり、今度は土の中へと生活拠点を移します。
[4]1ヶ月後、幼虫はさなぎに変化。10日もすると、羽化して土の中から出てきます。
[5]成虫となったホタルたちは、ようやく飛び立つことができます。幻想的な光を放ちながら、早くもパートナーを探すのです。
キラキラとしたイメージのあるホタルですが、そんな姿で飛んでいられるのはほんの一瞬。この事実を知ると、よりホタルの光が特別な姿に感じられますね。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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