北海道は氷点下スタートの6月 11地点で冬日を観測

ウェザーニュース

6月スタートの今日1日(火)朝は北海道で冷え込みました。内陸部では氷点下まで下がった所があります。

6月の観測史上最低を観測した地点も

上空1500m付近に0℃前後の冷たい空気が流れ込んだことに加え、穏やかに晴れて放射冷却現象が強まったため、北海道は内陸部を中心に気温が下がっています。

今朝の最低気温は遠軽町・白滝で－1.3℃、陸別町で－0.9℃を観測しました。寒いことで知られる陸別町でも6月に氷点下となるのは5年ぶりです。旭川でも平年を7℃近く下回る2.6℃まで冷え込み、大空町・女満別は6月として観測史上最低の気温となっています。

気温差が20℃前後に達する所も

北海道の1日(火)の天気と気温

昼間は寒気が段々と抜け、日差しがしっかりと届くため気温は上がります。昨日よりも高い所がほとんどで、札幌は17℃、旭川は19℃の予想です。

冷え込んだ内陸部では朝との気温差が20℃前後に達する所があり、気温変化が大きな一日となります。朝は暖房が必要なほど寒くなった所も、昼間は過ごしやすい陽気です。

服装や室内温度をうまく調整し、体調を崩さないよう十分注意をしてください。