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今年最多の全国324地点で真夏日 明日は西日本で暑さ和らぐ

ウェザーニュース / 2021年6月10日 16時0分

ウェザーニュース

今日10日(木)は暖かな空気が北日本まで広がり、北海道でも今年初めて真夏日の所がありました。全国の真夏日地点は今年最多を更新しています。

全国の3分の1で真夏日に

上空1500m付近で15℃以上の暖かな空気が日本列島の大部分を覆っています。晴れて強い日差しが照りつけたことで各地で気温が上昇し、16時までに324地点で真夏日を観測し、今年最多を更新しました。これは全国919地点の3分の1以上に当たります。

最も気温が上がったのが大分県日田市で34.9℃、2日連続の猛暑日には届きませんでしたが厳しい暑さです。そのほか、兵庫県豊岡市で34.7℃、鳥取県倉吉市で34.4℃など山越えの風でフェーン現象となった日本海側で気温が上がりました。

また、北海道でも新得町で31.9℃、帯広市で30.3℃を観測するなど21地点で今年始めての真夏日になっています。東京の最高気温は30.7℃で3日連続の30℃超えです。

明日は西日本で暑さ和らぐも北海道は厳しい暑さ

11日(金)14時の予想気温

明日11日(金)は西からゆっくり天気が下り坂で、西日本は雲が広がりやすくなります。ここ数日のように気温は上がらず、気温は30℃に届きません。暑さは少し和らぐ見込みです。

一方で日差しが届く東日本や北日本は暑さが続きます。南西の風が強まるため、フェーン現象が発生する北陸や北海道のオホーツク海側などで特に気温が上昇する予想です。

北海道北見市では33℃まで上がり、厳しい暑さとなります。フェーン現象による昇温のため空気は乾いているものの、ここまで気温が上がると熱中症の危険性は高まりますので、特に屋外の日向で活動する場合はしっかりと対策を行ってください。

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