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7月上旬にかけて本格的な梅雨空 関東以西は大雨に警戒を

ウェザーニュース / 2021年6月17日 15時50分

ウェザーニュース

今日17日(木)、気象庁は6月19日から7月18日までの1か月予報を発表しました。7月はじめにかけては梅雨前線の活動が活発になり、大雨のリスクが高まります。特に関東甲信や東海は平年よりも雨が多くなる可能性があり、いつもの梅雨以上に警戒が必要です。

梅雨空が本格化 大雨に警戒を

この先1か月の降水量予想

来週以降は夏の高気圧が次第に勢力を強め、梅雨前線が本州付近に停滞する日が増えてきます。前線に向かっては暖かく湿った空気が流れ込むため活動が活発になり、7月のはじめにかけて大雨への警戒が必要です。

1か月の降水量は沖縄や東海、関東甲信で平年並みか多い予想となっています。そのほかの各地も平年並みで、元々雨が多い梅雨の後半戦ですので、梅雨明けが早かった地域、遅れた地域を問わず、雨への備えを万全に行ってください。

梅雨空が増えても蒸し暑い

この先1か月の気温予想

1か月の平均気温は九州北部から北日本で平年並み、沖縄から西日本の太平洋側は平年並みか低い予想となっています。全国的に夏の太平洋高気圧が勢力を次第に強める6月の終わり頃からは平年並みの日が多くなり、7月にかけては暑さが増していきます。

西日本や東日本は蒸し暑い日が多く、梅雨の晴れ間で日差しが届くと厳しい暑さとなる見込みです。朝晩の気温も次第に高くなってくるため、熱中症のリスクが増していきます。雨への備えだけでなく、暑さへの備えも欠かせません。

沖縄は6月終わり頃に梅雨が明けて本格的な夏が到来します。7月にかけては夏の高気圧に覆われて暑さが続く見込みです。

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