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日本の北と南で真夏日 北海道オホーツク海側でフェーン現象が発生

ウェザーニュース / 2021年6月26日 11時19分

ウェザーニュース

今日26日(土)の北海道は高気圧の圏内で、晴天となっています。気温もぐんぐん上がり、オホーツク海側では既に30℃を突破したところがあって沖縄と同じくらいの暑さです。

フェーン現象により気温が上昇

フェーン現象とは

北海道オホーツク海側には南風が流れ込んでおり、フェーン現象が発生しています。

フェーン現象とは、気流が山脈を越える際に湿度が低下して乾燥した高温の空気となり、山脈の反対側のふもとで乾燥した高温をもたらす現象のことです。

11時現在、津別で30.4℃、小清水で30.0℃と、既に真夏日となっているところがあります。全国的に見ると、現時点で30℃を超えているのは沖縄と北海道オホーツク海側のみです。

空気が乾燥しているためカラッとした暑さではありますが、日差しが強く屋外での長時間の作業は危険です。日陰でのこまめな休息や水分・塩分補給など、暑さ対策をしっかりと行ってください。

この暑さは明日も続きます。暑いと感じたら我慢せずに扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。

午後は天気急変に注意

上空には強い寒気が流れ込んでいて、午後は山で雨雲が急に発生する可能性があります。平野部に流れ込むことはないと見ていますが、山沿いでは天気の急変に注意が必要です。

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