関東、東海の沿岸部など激しい雨 太平洋側の広い範囲で大雨に警戒
ウェザーニュース / 2021年7月1日 6時20分
今日7月1日(木)朝は関東や東海の沿岸部で局地的に激しい雨が降っています。道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒が必要です。
太平洋側は局地的に非常に激しい雨
梅雨前線が本州の太平洋沿岸まで北上し、暖かく湿った空気が流れ込むことで活動が活発になっています。
関東から東海の沿岸部や種子島・屋久島、沖縄周辺に発達した雨雲が広がり、6時10分までの1時間に鹿児島県屋久島町・尾之間で72.0mm、愛知県豊橋市で17.0mm、東京都三宅村・三宅島で22.0mm、神奈川県横浜市で10.0mmの雨を観測しました。6時10分時点で沖縄県と静岡県には大雨警報、静岡県伊豆には土砂災害警戒情報が発表されています。
通勤通学の時間帯は東京都心を含む広い範囲で土砂降りの雨になるおそれがあり、移動は普段よりも時間に余裕を持つようにしてください。午後も梅雨前線は停滞するため、紀伊半島から東海、関東にかけては沿岸部を中心に1時間に30mmを超えるような激しい雨となる見込みです。
明日以降も梅雨前線は活発で大雨に
48時間積算雨量
明日2日(金)にかけて西日本や東日本の太平洋側は梅雨前線の影響を受け、雨量が多くなる見込みです。紀伊半島や東海、伊豆諸島など前線に近い地域では総雨量が200mmを超えるような大雨となるおそれがあります。大雨による道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒が必要です。
夏の太平洋高気圧が少しずつ勢力を強めており、3日(土)以降は梅雨前線が北上、強い雨のエリアが拡大する可能性があります。7月に入るや否や梅雨が本格化し、各地で大雨による影響が懸念されますので、雨への備えをしっかりと行ってください。
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