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土石流被害のあった静岡県周辺は少しの雨でも新たな土砂災害の発生に警戒を

ウェザーニュース / 2021年7月5日 9時51分

ウェザーニュース

梅雨前線の影響で一昨日3日(土)に静岡県や関東南部で記録的な大雨となり、静岡県熱海市で土石流が発生しました。

雨が弱まっている9時30分現在も熱海市には引き続き土砂災害警戒情報が発表されています。

今日5日(月)も静岡県や関東南部は大気の状態が不安定で雨の降ることがあります。わずかな雨でも新たに土砂災害の発生する危険があるため、警戒が必要です。

少しの雨でも土砂災害に警戒

今日は梅雨前線が日本海まで北上しています。

活発な雨雲は日本海側にあるものの、静岡県や関東南部は変わりやすい天気で、雨の降ることがある見込みです。梅雨前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定になり、一時的に強い雨の降るおそれがあります。

災害のあったエリアでは更なる災害の発生の危険があり、周辺でも大雨が降ったところでは地盤が緩んでいます。わずかな雨でも新たに土砂災害が発生するリスクがありますので、警戒が必要です。

蒸し暑く体調管理に注意

5日14時の予想気温

今日も梅雨空で日差しはほとんどないものの、暖かな空気の影響で気温が上がります。

静岡東部や伊豆は25℃以上の所が多く、熱海では27℃まで上がる予想です。ジメジメとして蒸し暑くなりますので、復旧作業などをする際にはこまめに休憩を取るなど体調管理に十分注意をしてください。

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