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雨によるダルさを解消する「雨ダルさん体操」とは

ウェザーニュース / 2021年9月8日 5時31分

ウェザーニュース

秋雨前線などの影響で荒れた天気の多い日が続くなか、頭痛やめまい、耳鳴り、体のダルさのほか、イライラや気持ちの落ち込みなどを起こす“雨ダルさん”が増えているようです。ウェザーニューズ気象病顧問アドバイザーで愛知医科大学客員教授・中部大学教授の佐藤純先生に、天気痛を防ぐ「雨ダルさんタオル体操」を教えていただきます。

雨の日前がつらいのは天気痛?

雨の日や、その前に調子の悪くなる雨ダルさんにとって、晴れの日が続く夏は比較的楽な季節です。しかし、今年は各地で豪雨が発生するなど全国的に大気が不安定になり、つらい状況でした。さらに、9月に入っても秋雨前線の停滞で「天気痛」の症状が出やすくなっています。

「雨ダルさんというのは、天気が崩れることによって天気痛を発症してしまう人のことです。気圧の変化などの情報が内耳から脳に伝わってストレスとなり、自律神経が乱れ、頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状が現れるのが天気痛です」(佐藤先生)

天気の変わりめや台風の前などにイライラや不調を感じたり、持病が悪化するなど、心当たりがある人も多いでしょう。

「特に体力が落ちている時期は、天気痛の症状が出やすくなる可能性があります。雨ダルさんは天気痛が起きる前に、生あくびが出る、軽いめまい、かすかな耳鳴り、こめかみが少し痛む、肩や体が重だるい、などの予兆が現れることが多いです。

この時点で、『雨ダルさんタオル体操』や、これまでに紹介してきた『くるくる耳マッサージ』を行うのがおすすめです。耳や首、肩の血行をよくすることで、天気痛の症状を改善する効果が望めます」(佐藤先生)

雨ダルさんタオル体操

「この雨ダルさんタオル体操は、特に首周りの効果が高いのです。ポイントは、タオルを引っ張るとき、斜め上45°の方向に力が加わるようにすることです。力を入れすぎたり急激に動かすとよくないので、心地よさを感じる程度に行います。呼吸はゆっくり深めを意識しましょう」(佐藤先生)

雨ダルさんタオル体操は、日課として行うのもよいといいます。

「雨ダルさんは、血行が悪い部位が多くなりがちです。パソコンを使った仕事やスマートフォンの使用時間の増加によって、同じ姿勢をとり続けるシーンが増えている影響もあります。ふだんから、首や肩周りの筋肉をほぐすストレッチや、ウォーキングなどの軽い運動を取り入れるようにしましょう」(佐藤先生)

天気痛はひどくなると、仕事や日常生活にも支障をきたしてしまうこともあります。これからの台風シーズンに向け、小さなことから改善していきましょう。


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