薄明光線(光芒)が夕空に出現
ウェザーニュース / 2021年9月22日 18時9分
今日22日(水)、寒冷前線が通過して雨が上がった北海道や近畿の夕空に、放射状の光が現れています。これは「薄明光線(光芒)」と呼ばれるものです。
薄明光線とは
「薄明光線(光芒)」とは、雲の隙間から太陽の光が漏れ、放射状に広がって見える現象です。
薄明光線には、「天使の梯子」と呼ばれる雲の底から光線が広がる場合と、雲の上から光線が広がる場合があります。このタイプの薄明光線は、太陽と観測者の間に大きな雲があって、太陽を隠してしまう時に見られます。
また、太陽と正反対の方向に光線の柱(光芒)が放射状に収束して見える「反薄明光線」も見られました。
前線は順調に東に進んでおり、西から天気は回復しています。一方で、東北や東日本の太平洋側はこの後が雨雲の通り道となるため、天気の急変にお気を付けください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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