週間天気予報 月末から台風16号が接近 進路次第では大荒れに
ウェザーニュース / 2021年9月26日 15時20分
台風16号などの影響で今週後半は雨の降るところが多い予想です。台風の通過後は天気の回復するところが多いものの、昼間は残暑を感じる日が続きそうです。
■この先1週間のポイント■
・週中頃から天気下り坂に・台風16号は発達した状態で東日本接近か
・台風通過後、昼間は残暑続く
週中頃から天気下り坂に
29日(水)頃からは高気圧が離れ、湿った空気の影響を受けやすくなることで全国的に天気が下り坂です。
30日(木)になると、台風16号の北上に伴いさらに湿った空気の流れ込みが強まり、西日本や東日本の太平洋側を中心に雨の降るところが多くなります。
また、日本海からは別の低気圧が北日本へ進むため、低気圧や前線の影響で北日本や日本海側でも雨の降るところが多くなります。
台風16号は発達した状態で東日本接近か
この先5日以内に台風の暴風域に入る確率
台風16号(ミンドゥル)は猛烈な勢力に発達し、日本の南を北上します。あす27日(月)からは西日本を中心に台風からのうねりが届き、波が高くなります。
台風は勢力をあまり落とさないまま東日本に近づき、非常に強い勢力で伊豆諸島や関東地方などに接近する可能性があります。
もし直撃しなかったとしても、進路に近い場所では暴風が吹いたり非常に激しい雨が降るおそれがあります。進路の若干の違いで、影響は大きく変わってきそうです。
電車の遅延や運休、高速道路の通行止めなどの可能性も考えられるため、随時最新の台風情報や交通情報をご確認ください。
台風通過後、昼間は残暑続く
台風の通過後、10月2日(土)以降は晴れるところが多くなる予想です。東日本や西日本では昼間は最高気温が30℃前後になるところが多く、まだ暑さを感じそうです。一日の中での寒暖差で体調を崩さないようお気を付けください。
一方、北海道では10月3日(日)から4日(月)にかけて、上空の寒気を伴った低気圧が通過し、その後は寒気が南下する可能性があります。標高の高い山では雪の可能性もあり、初冠雪の便りも届くかもしれません。
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