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関東や東海にハロが出現 台風16号の接近を示唆

ウェザーニュース / 2021年9月30日 11時0分

ウェザーニュース

今日30日(金)の午前中は、関東から東海の一部で「ハロ」の見られた所がありました。台風16号の接近を示唆するものです。

東京都江戸川区では、太陽の周りにくっきりとした虹色の環が現れています。

「ハロ」は、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれ、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。

ハロは通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えています。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。

台風16号の外側の雲が広がる

気象衛星可視画像

関東や東海でハロを創り出している薄雲は、台風16号の最も外側に広がる雲です。

気象衛星ひまわり8号の可視画像では、台風の北側に分布する厚い雲が沖合まで近づいていて、薄雲が関東や東海の一部にかかり始めていることがわかります。台風の目はあまりはっきりしなくなったものの、依然として大きな雲の渦巻きを形成しています。

台風の北側に広がる雨雲は今日の午後から沿岸の一部にかかり、夕方には東京都心など関東や東海の広い範囲に雨を降らせる見込みです。今日のハロは天気下り坂、台風の接近を示唆するものになります。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構

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