台風16号の外側の雲が本州に広がる 明日は関東などで強い雨に警戒
ウェザーニュース / 2021年9月30日 18時0分
今日30日(木)の午後になり、台風16号の最も北側に広がる雨雲が、本州の太平洋側に広がってきました。明日1日(金)にかけては台風の中心を取り巻く活発な雨雲が通過し、激しい雨を降らせる見込みです。
関東から近畿の太平洋側で雨が降り出す
東西に長く伸びる雨雲の帯が本州の太平洋側に広がり、関東から東海、近畿にかけて雨を降らせています。それほど活発な雨雲はなく、弱い雨の所がほとんどです。やや強まっているのは伊豆諸島で、17時30分までの1時間には神津島で6.5mm、三宅島で5.0mmを観測しました。
雨雲の帯には隙間があるため、今夜は雨が降ったり止んだりする所が多く、雨が激しくなるのは台風に近い伊豆諸島の南部に限られる見込みです。
明日は関東や伊豆諸島で強雨に警戒
1日(金)昼の雨の予想
明日1日(金)は台風の北上に伴い、伊豆諸島に加えて関東の一部でも雨が強まります。特に北からの風と北東の風がぶつかるシアーラインが形成される房総半島では雨雲が発達しやすく、局地的に1時間に50mm以上非常に激しい雨が降る見込みです。短時間の強雨によって道路冠水が起きたり、中小河川が急に増水するおそれがあります。
伊豆諸島はさらに雨量が多く、総雨量は最大で300mm前後に達する予想です。土砂災害の危険性が高まりますので、急な斜面など危険な場所には近づかないでください。非常に激しい雨が降り続く場合には居住地域にも災害が及ぶおそれがあるため、ハザードマップや避難情報等を随時確認し、手遅れになる前に避難が出来る用に準備が必要です。
明日午後は首都圏も横殴りの雨に
1日(金)夕方の風の予想
関東で激しい雨となるのは房総半島など限定的と見られますが、東京都心をはじめとする広い範囲で一時的に雨の強まることはある見込みです。雨がそれほど強く降らなくても、風が強いため横殴りとなります。
特に午後は風が強まり、帰宅時間帯の夕方の風は千葉県銚子市で平均26m/s、東京都羽田で平均13m/sが予想されています。最大瞬間風速はこの1.5〜2倍となるおそれもあり、東京都心や横浜市などでも20m/sを超えるほどです。
傘をさすのが困難な状況が考えられます。雨は夕方以降、急速に弱まっていきますので、出来るだけ風雨のピークを避けて移動するようにしてください。
参考資料など
気象衛星赤外画像:NICT-情報通信研究機構
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