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非常食に多く用いられる缶詰 保存性と手軽さ以外の理由

ウェザーニュース / 2021年10月10日 5時0分

ウェザーニュース

きょう10月10日は「缶詰の日」です。

災害はいつ自分の身に襲いかかるかわかりませんが、普段からの備えは万全ですか?

非常時には最低3日、できれば1週間は自力で食料を確保できるよう日頃から備えておきたいと言われています。

非常持ち出し袋の中に緊急時の食料として入っていることが多い缶詰。なぜ非常時のための備蓄品として、缶詰が選ばれているのでしょうか。

備蓄食品の優等生である缶詰

1:保存性がよい
缶詰は食品の空気を抜いて密封し加熱殺菌しているため、常温で長期間の保存ができます。電気などの供給が不安定になる非常時でも、中が腐敗する心配がありません。保存料なども使っていないものがほとんどです。

2:調理せずに食べられる
缶詰は基本的に開けたらそのまま食べられます。ガスや電気を使えない時でも、すぐに食べられるのは非常時には大きなメリットです。

3:栄養価が高い
意外かもしれませんが、旬の食材をすみやかに保存するため、栄養価が高いのです。真空状態にしてから加熱殺菌するため、ビタミンなどの損失も家庭での調理と比べ少ないとされています。

4:おいしさ
缶詰は密封された缶の中で、調味料の味が材料によく馴染み、開けた瞬間がおいしくなるよう工夫されています。種類も魚、豆類、野菜などの水煮やオイル漬け、調味済みのもの、果物のシロップ漬けやデザートまで豊富に揃っています。お気に入りの1品もキープしておけば、きっと非常時の安心となるでしょう。


災害時は「自助」、「共助」、「公助」で助け合いますが、発災直後から何日間かは、まず「自助」でしのぐ場合が多くなります。そのためには普段からの備えが欠かせません。たんぱく質などの栄養が不足しがちな非常時には、缶詰が強い味方となるはずです。

万が一の時に賞味期限切れになっていないように、1年に1回は確認をして、入れ替えをすることをおすすめします。

参考資料など

『賢者の非常食』(小泉武夫、IDP出版)/『缶詰に愛をこめて』(小泉武夫、朝日新聞出版』

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