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サツマイモを有効活用 奄美の乳酸菌飲料「ミキ」の作り方

ウェザーニュース / 2021年11月8日 5時0分

ウェザーニュース

サツマイモが旬を迎えています。スーパーで一袋買ってきたら食べきれずに余ってしまった、という経験はありませんか。

サツマイモで大学芋やスイートポテトを作るのもよいですが、生のサツマイモで健康にいい乳酸菌飲料が作れるのです。詳しい話を、発酵食コーディネーターの加藤なぎささんに伺いました。

奄美の伝統的乳酸菌飲料「ミキ」

「奄美大島は長寿で知られた島ですが、『ミキ』はその奄美大島に古くから伝わる、おかゆとサツマイモを乳酸発酵させて作る発酵飲料です。栄養価が高く、消化や腸活にも良いので、奄美では伝統的に子どもからお年寄りまで愛飲されていて、現地では市販もされています」(加藤さん)

ウェザーニュースで「ミキを知っていますか?」というアンケート調査を行ったところ、「知らない」の回答が全体の9割にのぼる一方で、鹿児島では半数近く、沖縄では7割が「知っている」と答えました(2021年11月5〜6日実施、全国で9,294人が回答)。それほど、現地ではポピュラーな飲み物のようです。

「『ミキ』という名前の由来は、神様に捧げる『御神酒』(おみき)から来ているとも言われていて、夏祭りのお供え物として各家庭で作られていたそうです」(加藤さん)

「ミキ」の作り方

乳酸菌飲料「ミキ」の作り方

使う材料も少なく、作り方もとても簡単です。

「今の気温ならまだ室温で十分発酵させることができるので、温度管理にも神経質にならなくて大丈夫です。」(加藤さん)

奄美大島ではサツマイモと米でミキを作りますが、沖縄では麦粉と米などでも作るそうです。今回はせっかくなので、どちらも旬のサツマイモと新米を材料にしましょう。

【材料】
・米:150g(1合)
・サツマイモ:30g
・水:600ml
・砂糖:大さじ1

【下準備】
お米をといで水に30分以上浸けておく。また、サツマイモの皮を包丁やピーラーなどでむいて、30分ほど水に浸けてアクを抜く。

【作り方】
(1)水に浸けたお米をザルにあけ、分量の水でおかゆを炊いて、保存容器に移したら40~50℃程度に冷ます。

(2)冷ましている間に下準備したイモをできるだけ細かい目のおろし金ですりおろす(フードプロセッサーにかけてもOK)。

(3)冷ました(1)にすったイモと砂糖を入れてよくかき混ぜる。最初はもたっとした感じがするが、混ぜているうちに急にさらっとしてくるので、そうなるまで混ぜる。

(4)保存容器にふたをして陽当たりの良い場所に置いておく。砂糖は甘さを加えるのではなく、発酵を促進させるために入れる。気温にもよるが、今の時期なら大体1~3日経つと泡がプツプツ出てくる。これが発酵している証拠。こうなったら発酵終了。味を見て酸味が多い方が良ければさらに発酵させて適度に酸味を出す。

(5)(4)をよくミキサーにかけて粒を粉砕する。これで飲みやすくなる。

(6)冷蔵庫で冷やせば出来上がり。1週間ぐらいは冷蔵庫で保存可能。

ミキはそのまま飲むだけでなく、豆乳やヨーグルトと割ってもおいしく飲め、調味料として味噌と混ぜて漬床にすることもできるそうです。今が旬のサツマイモと新米で作る『ミキ』に挑戦してみませんか。

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