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週末を締めくくる「だるま夕日」

ウェザーニュース / 2021年11月7日 17時35分

ウェザーニュース

今日7日(日)は移動性高気圧の影響で東北から九州の広い範囲で小春日和となり、秋田県や石川県では「だるま夕日」が出現しました。

だるま夕日は海に沈む太陽が、海面付近でくびれて「だるま」のように見えることから、こう呼ばれています。

だるま夕日って?

だるま夕日は太陽の光が屈折することで起こる蜃気楼の一種です。

通常光はまっすぐ進みますが、密度の異なった空気を通ると光は曲がって進みます。空気の密度は主に気温によって決まるため、気温差の大きい空気の層ができるとそこで光が屈折し、これによって太陽が歪んでだるまのような形に見えるのです。

空気はすぐに冷たくなり、水はゆっくりと冷たくなる性質があります。そのため、寒気や放射冷却などで急激に空気が冷やされることの多い秋や冬は海水よりも空気のほうが冷たくなりやすく、だるま夕日を見られることが多くなります。

来週はスッキリしない天気に

週明けは前線が日本列島を通過して広い範囲で曇りや雨になります。

前線通過後は強い寒気が流れ込んで、日本海側ではスッキリしない天気が多くなるため、しばらくは美しい夕日に会える機会は少なくなりそうです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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