明日3日(月)の北日本は大雪警戒 Uターンに影響も

ウェザーニュース

お正月休みの最終日となる明日3日(月)は冬型の気圧配置となり、上空の強い寒気が南下します。北日本日本海側や北陸の内陸部では大雪や猛吹雪に警戒が必要です。

多いところで新たに1m近い積雪増

今日2日(日)の夜から明日3日(月)にかけて低気圧が発達しながら北日本を通過してオホーツク海に到達。日本の周辺は冬型の気圧配置となり、雪を降らせる目安の上空1,500mで−6℃の強い寒気が北陸～東北南部付近まで南下します。

北日本日本海側や北陸の内陸部を中心に雪が降り、短時間に積雪が増す恐れがあります。荒れた天気は5日(水)頃まで続く予想。5日(水)の夜までに北日本の日本海側では多いところで80～10cm積雪が増える見込みです。

発達する低気圧の影響で北海道や青森県の沿岸部を中心に風も強まります。一時的に風速20〜30m/sの暴風が吹き荒れるおそれがあり、暴風雪による視界不良やホワイトアウトの発生に警戒が必要です。

交通機関への影響に注意を

高速道路の影響予測

鉄道の影響予測

前線通過後は冬型の気圧配置になって、北日本や北陸エリアの上空には強い寒気が流れ込みます。明日3日(月)は日本海側を中心に雨や雪が降り、発達した低気圧の影響で北海道や東北北部では沿岸部を中心に暴風レベルの風が吹くおそれがあります。北日本や北陸内陸部では大雪による積雪の増加、沿岸部では横殴りの雨や猛吹雪に警戒が必要です。

3日(月)は帰省先や旅行先でお正月を過ごされた方のUターンラッシュとなる見込みですが、各交通機関への影響が心配です。あらかじめ運行予定などを確認するようにしてください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）