北日本を中心に大雪や吹雪のおそれ Uターンラッシュに影響も

ウェザーニュース

今日3日(月)の日本付近は冬型の気圧配置です。北日本の上空に強い寒気が流れ込んでいて、局地的に雪が強まったり、吹雪になっています。Uターンラッシュのピークと重なり、移動に影響が出るおそれがあります。

北日本では局地的に雪、風が強まる

北日本の上空1500m付近には－12℃以下の強い寒気が流れ込んでいて、北海道から東北北部の日本海側に活発な雪雲がかかっています。内陸部や山沿いの多い所では6時間で10～20cmの新たな雪が積もりました。

また、風も強く吹いていて、5時までの最大瞬間風速は北海道えりも町・えりも岬で35.2m/s、秋田県八峰町・八森で24.4m/sを観測しています。5時現在で北海道の石狩地方や留萌地方などに暴風雪警報、上川地方には大雪警報が発表中です。

Uターンの交通機関に影響も

3日(月)午後の雪・雨の予想

これから午後にかけても北海道や東北の日本海側は断続的に雪が降り、24時間で30cm前後の積雪増加が予想されます。風の強い状況が続くため、吹雪で見通しが悪くなる見込みです。

5時現在、東北や北陸などの高速道路では雪によって冬用タイヤ等の装着が必要な区間が多くなっています。視界が悪化した場合はさらに通行止めの区間が拡大してもおかしくありません。鉄道も遅れや運転見合わせなどダイヤの乱れが想定されます。

Uターンラッシュのピークを迎えることもあり、長距離の移動を行う場合は、最新の気象情報に加えて運行情報もこまめに確認し、安全を心がけてください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）