四国地方が梅雨入り 平年より遅く、昨年より1か月以上遅い梅雨入りに
ウェザーニュース / 2022年6月13日 11時0分
今日6月13日(月)、気象台から四国地方が梅雨入りしたとみられると発表がありました。平年より遅い梅雨入りで、昨年と比べると1か月以上も遅い梅雨入りです。
先週末11日(土)に九州南部・九州北部地方が梅雨入りし、これに次ぐ梅雨入りとなりました。まだ梅雨入りしていない地域でも今週中に梅雨入りする可能性があります。
平年より8日遅い梅雨入りに
![](http://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202206/202206120095_box_img0_A.png?1655002082)
2022年の梅雨入り日
昨年はゴールデンウィーク明け早々に梅雨入りし、平年よりかなり早い年でしたが、今年は平年よりも遅い梅雨入りとなりました。
▼気象台の梅雨入り発表
四国地方:平年より8日遅く、昨年より32日遅い
・対象の都道府県
四国地方:徳島県、香川県、愛媛県、高知県
・梅雨入りには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。
この先の天気予報
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202206/202206120095_box_img1_A.png?1655082526)
この先10日間の天気予報
この先は梅雨前線が本州南岸付近に停滞し、曇りや雨のすっきりしない天気が続く見通しです。
四国では、明日14日(火)は最高気温が20℃前後と少し肌寒くなりますが、週後半は気温が上がって30℃以上の真夏日となる地点もある予想となっています。湿度も高まって不快な蒸し暑さとなるため、体調管理にお気を付けください。
梅雨明けに関しては、平年は7月中旬頃ですが、今年はラニーニャの影響で梅雨明けが早くなる可能性もあります。今年の梅雨の時期の降水量は平年並みか平年より少ない予想です。
梅雨の期間が短くても、集中豪雨となることもありますので油断は出来ません。特に7月はじめにかけては前線活動の活発化が想定されるため、大雨の季節への対策を早めに進めるようにしてください。
各地の梅雨入り予想
中国や近畿、東海などの地域の梅雨入りは平年より遅れていますが、今週のうちに梅雨入りとなる可能性が高いとみています。
湿った空気の影響を受けやすくなるこの時期は、大気の状態が不安定となる日もあるため、日々の天気予報で確認するようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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