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近畿から関東でハロやアークが出現 今日の日差しは貴重に

ウェザーニュース / 2022年6月13日 9時20分

ウェザーニュース

週のはじめの今日13日(月)は、近畿から関東の空にハロやアークなどの光学現象が出現しています。明日14日(火)にかけての天気下り坂を示唆する現象です。

上空の高い所に薄雲が広がる

日本海に中心をもつ高気圧が南に勢力を広げ、近畿から関東は日差しの届いている所が多くなっています。薄い雲が広がって、太陽の周りには光のリング、「ハロ」が現れました。

ハロは上空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りに見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分がリング状に見られます。

天気は明日にかけて下り坂に

東京都江戸川区で見られたハロ

今日のハロを創り出している薄雲は、西から北上中の梅雨前線の北東側に広がっているものです。

梅雨前線は今後、さらに北上する予想で、近畿では今日の午後になると雲が少しずつ厚みを増していきます。東海や関東でも夕方以降は雲が厚くなって、明日14日(火)は広い範囲で雨が降り出す予想です。

今日の日差しは貴重なものとなりそうですので、有効にご活用ください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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