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九州、四国の太平洋側は午後から雨 四国では恵みの雨に期待

ウェザーニュース / 2022年7月2日 11時0分

ウェザーニュース

今日7月2日(土)は湿った風の吹き込む九州、四国の太平洋側で次第に雨が降り出す予想です。明日3日(日)にかけて大雨となるおそれがあるため、注意をしてください。四国では恵みの雨になる可能性もあります。

九州、四国の太平洋側は明日にかけ大雨のおそれ

太平洋高気圧の縁を吹く南東の湿った風の影響で、九州、四国の太平洋側は午後になると雨が降り出します。今は晴れている地域も次第に雲が広がって、本降りの雨となる見込みです。

台風4号が沖縄から東シナ海に進む影響で明日はさらに強く湿った風が吹き込み、今日以上に雨雲が発達して、局地的に強い雨を降らせる予想となっています。

同じような所で雨が降り続くため雨量が増加し、大雨となるおそれがありますので注意が必要です。

水不足の解消が期待される雨

ダムの貯水率

大雨のおそれがある一方で、少雨傾向が顕著な四国では恵みの雨の期待もあります。四国の水がめ・高知県の早明浦ダムの貯水率は今日2日(土)の10時時点で30.4%まで低下してきました。今日9時からは第三次取水制限が行われて、供給量の削減率が引き上げられました。

早明浦ダムの集水域で予想される雨量は、明日3日(日)の夜にかけては数10mm程度に留まるため、すぐに水不足を解消するというわけではありません。

ただ、台風4号の動きによっては来週前半を中心にさらに雨量が増える可能性があります。大雨による被害に注意が必要ではあるものの、水不足の解消に期待したい状況です。

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