北日本で雨雲が急発達 全国の広範囲で強雨や雷雨に警戒
ウェザーニュース / 2022年7月4日 14時15分
日本列島の上空には湿った空気が流れ込んで、大気の状態が不安定になっています。昼を過ぎて北日本で雨雲が急発達しており、九州から北海道の広い範囲で強雨や雷雨のおそれがあり、警戒が必要です。
大雨警報や土砂災害警戒情報発表中
朝から断続的に雨が降っている西日本や東日本に加え、北日本でも雨雲が急発達しています。活発な雨雲の下では雷や雹(ひょう)、霰(あられ)を伴った土砂降りの雨になっていて、13時30分までの1時間には岩手県八幡平市・岩手松尾で23.5mm、北海道置戸町・境野で28.5mmの強い雨を観測しました。
関東は南部の雨が小康状態になっている一方で、北部で雨雲の発達している所があり、茨城県内で雨が強まっています。西日本の太平洋側は四国が雨の中心となり、高知県内では1時間に30mm以上の激しい雨が観測されている状況です。
13時30分の時点で岩手県と富山県に土砂災害警戒情報、北海道北見地方や岩手県、岐阜県、富山県、石川県、愛媛県、宮崎県、鹿児島県に大雨警報が出ています。
明日5日(火)も広い範囲で激しい雨に警戒
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202207/202207040185_box_img2_A.jpg?1656910449)
5日(火)昼の雨雲の予想
四国では今夜遅くにかけて断続的に活発な雨雲がかかり、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。すでに24時間雨量が100mmを超えている所があり、今後の雨で土砂災害の危険性が増しますので、警戒が必要です。
明日5日(火)になると台風4号の東進に伴って強雨のエリアは次第に東へ移って、紀伊半島南部から東海で雨が強まる予想となっています。関東でも午後は雨の範囲が広がって、局地的には土砂降りの雨になる見込みです。
激しい雨のよる道路冠水や河川・用水路の急な増水などの可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
この記事に関連するニュース
-
梅雨前線は活動が活発 午後は西日本日本海側で激しい雨に警戒
ウェザーニュース / 2024年6月23日 12時30分
-
西日本で局地的に激しい雨 午後は東日本にも雨の範囲が広がる
ウェザーニュース / 2024年6月22日 11時30分
-
今日21日(金)の天気予報 東日本や西日本で雨 太平洋側では土砂降りに
ウェザーニュース / 2024年6月21日 5時50分
-
九州南部で激しい雨が続く 明朝にかけて線状降水帯発生の可能性も
ウェザーニュース / 2024年6月20日 17時30分
-
今日18日(火)の天気予報 西〜東日本の太平洋側は大雨に警戒
ウェザーニュース / 2024年6月18日 5時55分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)