広島市周辺で激しい雨 大気の状態が非常に不安定

ウェザーニュース

西日本の上空には非常に暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。特に中国地方では雨雲が急発達し、広島市内でも雨が激しくなってきました。

土砂災害警戒情報が発表

西から流れ込む湿った空気に加えて、豊後水道を吹く南風が加わることで中国山地で雨雲が発達し、広島県北広島町・都志見では17時10分までの1時間に56.0mmの非常に激しい雨を観測しました。その雨雲は広島市内にもかかりはじめ、道路冠水を引き起こすような雨を降らせるおそれがあります。17時15分には広島市の一部に土砂災害警戒情報が発表されました。

この雨が落ち着いた後も大気の不安定な状況は継続し、低気圧が通過する今夜遅くには再び雨雲が発達する見込みです。

活発な雨雲が通過するタイミングでは激しい雨に加え、落雷や突風などの伴うおそれがありますので、警戒を続けてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）