北海道に元台風4号の低気圧が接近 太平洋側は雨が強まることも

ウェザーニュース

今日10日(日)、台風4号から変わった低気圧が北海道に接近しています。すでに外側を取り巻く雨雲が各地に雨を降らせ、午後は中心付近の活発な雲が太平洋側にかかる見込みです。

道東の一部で本降りの雨

低気圧の外側に広がる雨雲の帯が北海道を通過中で、一部にはやや活発な雨雲がみられます。

道東は本降りの雨の所が多く、9時00分までの1時間には士幌町・ぬかびら源泉郷で5.5mm、鶴居村で3.0mmの雨を観測しました。札幌市周辺に雨を降らせた雲は、すでに北に離れています。

雨雲の帯はやや弱まりながら北上する見込みで、この後は道東のオホーツク海側や道北でも雨の降る所がある見込みです。

太平洋側は雨量がまとまる所も

10日(日)午後の雨雲の予想

雨雲の帯の南側に入っている胆振地方など、日差しの届いている所があるものの、低気圧本体が近づいてくる午後は天気が崩れます、今は晴れていても外出時は雨具があると安心です。

低気圧に向かって流れ込む湿った空気の影響を受けやすい、日高地方や十勝地方では一時的に雨が強まる予想です。日高山脈の東側の地域では、地形の影響で雨量が増え、大雨となる可能性もありますので、注意をしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）