前線の活動が活発に 金曜日~週末にかけて大雨のおそれ
ウェザーニュース / 2022年7月12日 14時45分
この先1週間は前線が停滞して梅雨に戻ったかのような天気が続きます。15日(金)から三連休の17日(日)にかけては大雨のリスクが高まるので注意が必要です。
梅雨に戻ったかのような空
14日(木)以降は前線が本州付近に接近し、来週半ばまで停滞する予想です。
東北から西日本では広範囲で雨が降り、まるで梅雨に戻ったような空が広がります。
前線の活動が活発化 大雨のおそれ
17日(日)の予想降水量
15日(金)から17日(日)にかけて大陸から上空に強い寒気を伴った低気圧(「寒冷渦」)が日本に接近します。一方、前線に向かって南から暖かく湿った空気の流れ込みが続く予想です。
異なる性質の空気が衝突して日本付近では大気の状態が不安定になる見込みです15日(金)以降は、前線の活動が活発になり、全国的に雷雨や大雨のリスクが高まります。
寒冷渦の動きが鈍いので強雨が長引くおそれもあります。強雨や雷雨に加えて道路の冠水や河川用水路の増水、土砂災害の発生に警戒が必要です。
荒天のピークは西日本は15日(金)、東日本や北日本は16日(土)~17日(日)が中心になるとみています。
ただ、寒冷渦や前線の動向を正確に予測することは難しく、現時点では不確実性が大きいと考えられます。
大雨の可能性があることを踏まえ、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。
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