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東北は降り続く雨で災害の危険高まる 九州も猛烈な雨に警戒

ウェザーニュース / 2022年7月16日 4時0分

ウェザーニュース

7月16日(土)の明け方は、東北地方と九州で大雨となっています。

東北地方太平洋側では昨夜から断続的に激しい雨が降り続き、河川の氾濫や浸水、土砂災害の危険性が高まっています。

九州では非常に発達した雲が通過するタイミングでの猛烈な雨に警戒してください。

東北太平洋側で災害の危険性高まる

土砂災害危険度

東北地方は南東から湿った風が吹き込んでいる影響で、昨夜から太平洋側で大雨となっています。宮城県大崎市古川で2時14分までの1時間に74.0mmの非常に激しい雨を観測するなど、広範囲で断続的に雨が降り続いている状況です。

河川の氾濫や低地の浸水、大規模な道路冠水などが既に発生している可能性があります。避難所に向かうのが危険と判断した場合は、今いる建物の中で、斜面や崖からなるべく遠く、なるべく上の階へ避難したうえで、安全確保と情報入手につとめてください。

また、宮城県内は13日(水)の大雨の影響で地盤が緩んでいるため、土砂災害の危険度が広範囲で高くなっています。リスクレベルが上から2番目にあたる「紫」の危険ランクの範囲がかなり広くなっていることがわかります。土砂災害にも厳重に警戒してください。

九州は局地的な猛烈な雨に警戒

前線上の低気圧が九州を通過中で、大気の状態が非常に不安定となって雨雲が発達しています。

朝にかけて局地的に、1時間に80mm以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。線状降水帯が形成されなかったとしても危険な降り方となることがありますので、浸水や冠水、土砂災害に警戒してください。

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