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宮城県で冠水・浸水の被害相次ぐ 今日は九州〜関東で強雨に注意

ウェザーニュース / 2022年7月16日 6時40分

ウェザーニュース

7月16日(土)の朝にかけて、東北地方の太平洋側で大雨となりました。宮城県内では大規模な冠水や浸水の被害が相次いでいます。

未明に宮城県松島町の全域に「緊急安全確保」が発令されたほか、朝になり宮城県大崎市の古川地域矢目地区にも「緊急安全確保」が発令されました(名蓋川が決壊)。

宮城県の雨のピークは朝までに越える見込みですが、降水のピークを越えたあとも浸水等の被害の拡大に警戒してください。

また、今日は西日本から東日本の太平洋側で雨の強まる所がある予想です。

東北太平洋側で災害の危険性高まる

5時〜6時の雨量

東北地方は南東から湿った風が吹き込んでいる影響で、昨夜から太平洋側で大雨となりました。宮城県大崎市古川や宮城県大衡村では、24時間降水量が200mmを越え、いずれも7月の1位の値を更新する記録的な雨量となっています。

この大雨で、宮城県大崎市の古川地域矢目地区と、宮城県松島町の全域には「緊急安全確保」が発令されています。警戒レベル5の情報です。

中小河川の氾濫や低地の浸水、大規模な道路冠水などが発生している模様です。避難所に向かうのが危険と判断した場合は、今いる建物の中で、斜面や崖からなるべく遠く、なるべく上の階へ避難したうえで、安全確保と情報入手につとめてください。

また、宮城県内は13日(水)の大雨の影響で地盤が緩んでいるため、土砂災害の危険度が広範囲で高くなっています。リスクレベルが上から2番目にあたる「紫」の危険ランクの範囲がかなり広くなっていることがわかります。土砂災害にも厳重に警戒してください。

宮城県の雨のピークは朝までに越える見込みですが、雨が弱まってからも増水した河川や冠水した道路、崖の近くなど危険な場所には近寄らないでください。

今夜にかけ西日本〜東日本の太平洋側で雨強まる

九州で危険な線状降水帯の発生する可能性は低下しましたが、南部では朝のうち激しい雨に警戒してください。

また、上空の気圧の谷の東進に伴い、今日昼頃から夜にかけて、近畿や東海、関東など太平洋側の地域を活発な雨雲が東進する予想です。広範囲で雨が降り、局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。

道路の冠水や河川の増水、土砂災害等に十分注意してください。

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