関東内陸部でゲリラ雷雨 埼玉県北部で竜巻などの突風発生か

ウェザーニュース

関東北部の山沿いで発生した積乱雲がゆっくりと南下し、埼玉県を通過しています。埼玉県北部では竜巻などの激しい突風が吹いたとみられ、警戒が必要です。

21～22時頃にかけて雷雨や突風に警戒

今日17日(日)の関東は上空5500m付近に－6℃以下の寒気が流れ込んでいた一方で、地上付近は30℃を超えたため大気の状態が不安定になっています。北部を中心に雷雲が発達し、夕方を過ぎてからはゆっくりと南下。その雷雲が通過した埼玉県熊谷市では20時20分までの1時間に46.0mmの激しい雨を観測しました。

また、埼玉県北部では竜巻などの激しい突風が吹いたとみられ、熊谷地方気象台は19時53分に目撃情報ありの竜巻注意情報を発表しています。

雨雲の発達のピークは過ぎたとみられるものの、埼玉県内を中心に21～22時頃にかけては雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。20時30分時点で埼玉県北部には大雨警報と洪水警報が発表中です。道路冠水や落雷による停電、火災、竜巻などの突風に警戒をしてください。