東北でゲリラ雷雨が発生 宮城県内で局地的に強い雨

ウェザーニュース

今日18日(月)の東北地方は大気の状態が不安定です。午後になり雨雲が発生し、宮城県内などで雨が強まっています。

宮城県に大雨警報発表

東北の上空5500m付近には－6℃以下の寒気が残っています。日差しが届いたことで、仙台市で30℃を超えるなど地上付近の気温が上昇。上空との温度差が拡大して、雨雲が発生しやすくなりました。

異なる方向の風がぶつかる所で雨雲が急発達し、雨の強まっている所があります。13時50分までの1時間には名取市で13.0mmの雨を観測。自治体が設置している雨量計では、わずか20分で16.0mm（1時間換算で40mm相当）の土砂降りの雨です。13時54分には宮城県大崎市東部を対象に大雨警報が発表されました。

夕方にかけて雨雲の発達しやすい状況が続く見込みです。大雨の被害が出たエリアでは、短時間の強雨でも新たな災害につながるおそれがありますので、急な斜面など危険な所には近づかないようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）