来週は太平洋高気圧が強まり夏空の気配 ただしゲリラ雷雨には注意

ウェザーニュース

三連休最終日の今日18日(月)は晴れた所が多いものの、連休明けの明日19日(火)は広い範囲で曇りや雨となる見込みです。夏空をもたらす太平洋高気圧は、来週になるとようやく強まる気配が見えてきます。

8月はじめまでは夏空戻っても変わりやすい天気に

西から近づく前線の活動が活発になっており、明日19日(火)は全国の広い範囲で雨が予想されています。その後も太平洋高気圧はなかなか強まらず、日本付近には前線が停滞する見込みです。

ただ、週末は日本の南の海上に伸びる前線は、来週25日(月)になると北上してきます。太平洋高気圧の勢力が日本付近まで拡大してくるためです。


その後、月末にかけてはさらに太平洋高気圧が強まり、日本付近の前線の活動は弱まるとみられます。広い範囲での夏空が戻るのは来週半ば頃からとなる予想です。

ウェザーニューズ長期予報チームによると、8月はじめまでは湿った空気の影響を受けるため、夏空が戻っても大気の状態が不安定になって、ゲリラ雷雨への注意は必要となります。8月後半は太平洋高気圧に加えて背が高いチベット高気圧も張り出し、厳しい暑さの可能性がありますので、まだまだ暑さへの備えは欠かせません。