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今夜遅く、月が火星を隠す「火星食」日本で観測可能 2022年7月21〜22日

ウェザーニュース / 2022年7月21日 7時20分

ウェザーニュース

今日7月21日(木)の夜遅く、東の空から昇ってくる月の背後に火星が隠される「火星食」が起こります。関東をはじめ、北海道や本州、四国の広範囲で観測が可能です。

空のかなり低い高度で起こる現象ですので、東側の開けた所で観測するのがおすすめです。

北日本では全行程が観測可能

今回の火星食では、火星が月の光っている側の縁から潜入し、暗くなっている縁から出現します。

月の出の前後の時間帯に起こりますので、月の出が早い北日本では火星食の全行程を見られますが、月の出が遅い地域では火星が月に隠された状態で月の出を迎えるため、火星が月から出現する様子のみが観測可能となります。九州や沖縄では火星食が終わったあとに月の出となるので観測が出来ません。

火星食が見られる地域でも、月の出から時間の経っていない地平線付近で起こる現象となるため、東の地平線が見晴らしの良い場所から観測をお楽しみください。

次回、日本全国で見られる火星食は2024年5月5日ですが、白昼の現象のため観察するの難しい見通しです。

気になる天気は

火星食見えるかな

21日(木)夜は、北海道や東北北部は雲が多めながら晴れ間もあり、観測のチャンスがありそうです。23時を過ぎて月が昇ってきたら東の空に注目してください。

東北南部から中国、四国にかけては厚い雲が広がり、観測はかなり難しそうです。

九州や沖縄では日付が変わってから月の見られる所がありそうですが、残念ながら火星食の観測可能な範囲からは外れています。

参考資料など

国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
『月刊星ナビ』アストロアーツ http://www.astroarts.co.jp/

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