先週、大雨に見舞われた宮城県で再び強い雨 新たな災害の発生に注意

ウェザーニュース

今日22日(金)は東北や北陸には低気圧周辺の雨雲が流れ込み、雨の降っているところが多くなっています。

先週、大雨に見舞われた宮城県でも断続的に雨が強まっていて、この雨による被害の拡大・新たな災害の発生に注意が必要です。

大雨警報も発表中

22日(金)11時現在、宮城県東部に対して大雨警報(土砂災害)が発表されています。

先週16日(土)に日最大降水量239mmという記録的な大雨に見舞われた大崎市古川では、今朝の降り始めから11時までに24.0mmの降水を観測しました。今日はこの後も断続的に雨が続き、積算雨量はさらに増える見込みです。

地面中にはまだ先週の大雨による水分が残っており、地盤が緩くなっている可能性があります。通常時よりも新たな被害が発生やすくなっているところがあるので注意が必要です。急な斜面や増水している河川や用水路などには近づかないようにしてください。

また、自治体からの避難情報にも留意して、避難の必要があれば早めに行動するようにしてください。