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北日本は週中頃にかけて大雨のおそれ 台風から変わる熱帯低気圧が影響

ウェザーニュース / 2022年7月31日 19時27分

ウェザーニュース

明日から8月が始まります。北日本は月初早々から雨が降りやすく、大雨となるおそれもあるため警戒が必要です。

元台風5号が湿った空気を運び込む

台風5号は徐々に勢力を弱めて熱帯低気圧に変わり、明日8月1日(月)には朝鮮半島の西に達する見込みです。この熱帯低気圧が日本海に湿った空気を次々と運び込み、日本海から北日本付近に形成される前線の活動を活発化させるとみています。

前線上には低気圧も発生し、2日(火)頃に北海道付近を通過する予想です。前線や低気圧の周辺では雨雲が発達しやすく、雨が強まるおそれがあります。北海道道南や東北北部を中心に大雨となるおそれがあるため、道路冠水や河川・用水路の増水、土砂災害などの発生に注意・警戒が必要です。

8月3日(水)頃にかけて雨が続く

8月3日(水)9時までの12時間予想降水量

前線や低気圧による雨は3日(水)頃まで続く予想です。現時点では予測の不確実性が大きい状況ですが、北海道道南から東北にかけての多い所では、総降水量が150~200mmに達する可能性があります。

また、前線の南下によって3日(水)頃は北陸付近でも雨が強まり、大雨となるおそれがあります。

普段の雨量が少ない地域ですので、これだけの雨が降ると災害につながってもおかしくありません。

最新の情報をこまめに確認し、大雨の可能性が高まってきた場合は、早めに対策を進めるようにしてください。

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