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すでに広範囲で35℃超える猛烈な暑さ 熱中症に最大限の警戒を

ウェザーニュース / 2022年8月2日 11時10分

ウェザーニュース

今日8月2日(火)も西日本、東日本の広い範囲で午前中から35℃を超えるような猛烈な暑さになっています。午後は40℃前後まで上がる所もあり、熱中症に最大限の警戒が必要です。

関東の内陸部で気温上昇が顕著

太平洋高気圧が日本列島を真上から覆うような形になっていて、下降気流による気温上昇が著しい状況です。そこに強い日差しが加わることで午前中の早い時間から気温が上がっています。

10時30分までの最高気温が全国で最も高いのは鳥取県鳥取市・青谷で36.8℃。そのほか埼玉県越谷市で36.6℃、群馬県前橋市で36.5℃などすでに58地点が35℃以上の猛暑日です。東京都心も34.9℃を観測しており、3日連続の猛暑日は目前に迫っています。

ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では、関東の3割の方が「耐え難い暑さ」と回答するほどの暑さです。(9~10時の1時間の集計)

37都府県に熱中症警戒アラート

8月2日(火)午後の暑さ指数(WBGT)の予想

午後は昨日以上に気温の上がる所が多く、埼玉県熊谷市や群馬県館林市などで40℃を予想しています。また、名古屋市で38℃、東京都心で36℃など広い範囲で体温を上回るような危険な暑さとなる見込みです。

暑さ指数(WBGT)の予想を見ても、関東平野の大部分や東海から西日本の各地に「非常に危険」なレベルを示す濃い紫色の領域が見られています。熱中症警戒アラートは今年最多の37都府県に発表中です。

熱中症の危険性が非常に高いため、屋外での活動はできるだけ控え、やむを得ず長時間、屋外にいる場合は、こまめな水分補給や塩分補給、涼しい所での休憩など、基本的な熱中症対策を徹底してください。室内の温度も上がりやすいので、適切なエアコンの使用による室温調整も欠かせません。

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